2021-04-07 第204回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
荒川や江戸川の水没地域、江戸川区の区民というのは全部で六十七万人いると言われていますけれども、海抜以下のところに住んでいる人がほとんどだと思うんですけれども、そういうところに対する対策というのは、広域治水のこの制度なり法律でどこまで対応できるんだろうかというふうに思うんですけれども、これは都市局長に聞こうかな。
荒川や江戸川の水没地域、江戸川区の区民というのは全部で六十七万人いると言われていますけれども、海抜以下のところに住んでいる人がほとんどだと思うんですけれども、そういうところに対する対策というのは、広域治水のこの制度なり法律でどこまで対応できるんだろうかというふうに思うんですけれども、これは都市局長に聞こうかな。
東京二十三区の東側、江東五区に限って言いますと、もし荒川と江戸川が同じタイミングで氾濫した場合には、大規模の被害想定は、住民の約九割、二百五十万人が水没地域に取り残されてしまうというような予測ですので、事前避難先をどう確保するかというのがすごく難しくて、二百五十万人の事前避難先なんです。
今回、川辺川ダムの計画が再び動き出すということですが、水没地域の五木村では、ダムを受け入れて家屋を移転した後にダムを中止すると言われて、いわばダムに翻弄されてきたという歴史があります。
気候変動によるこの北極海の資源開発や活用などについて、こういう事態になったのでそれ相応にそのことを活用せざるを得ない、そうした意味合いも分かるんですが、一方、北極あるいは南極の氷解による海水面の上昇、これによって、水没地域あるいは水没国家、そうしたものの中から難民、あるいはまたある意味では国外脱出というんでしょうか、そうしたコスト、そういうものと比べていくと、資源開発等も大事かもしれませんが、むしろこの
私も被災しましたけれども、人吉市内から球磨川流域の八代にかけまして、昭和四十年ごろの五十年に一度の災害の際には水没地域の浸水の深さが二メートルから三メートルほどであったんですけれども、今回は三メートルから最大で九メートルほどの水没の水位が記録されておるということで、東日本大震災のときの津波と同じような状況を被災地の皆さん方が体験したわけでございます。
道路は麻痺し、最もひどかった水没地域で、お宅にお邪魔をさせていただきまして、床上浸水の状況を見させていただきましたけれども、そのおうちの居間は私の背丈をはるかに超えるところまで水没をしており、大変驚かされたところであります。 その後、地域の方々や、地域の市や町の行政の皆様から状況をお聞かせいただき、さまざまな要望を寄せていただきました。
平成二十六年度はいよいよ本体工事に着手することとしておりまして、今後とも、関係の一都五県とも緊密に連携しながら、平成三十一年度までの完成に向けまして、水没地域の住民の皆様を初めとする地域の思いを重く受けとめながら、着実に取り組みを推進してまいりたいと強く決意をしております。
この認識のもとで、長年の経緯の中で苦渋の決断をされた水没地域の住民の皆様を初めとする地元の思いというものを重く私は受けとめて、しっかりと取り組んでいかなくてはならないと思っています。 今後とも、関係の一都五県とも緊密に連携をしながら、合意したことについて、早期完成に向けた取り組みを進めていきたいと考えております。
八ツ場ダムの地元の方々の生活再建については、水没地域の皆様が長年の経緯の下で苦渋の選択をされたことを踏まえて、極めて重要な課題であると受け止めさせていただいております。万全の対応をしなければならないというように考えております。この考えの下で、引き続き生活再建事業を進めるように努力をしてまいります。
言ってみれば、水没地域の方々を、長年にわたって公共事業の計画がある意味振り回してきたところがあります。そういうことについては、公共事業のダム事業、多目的ダム事業等の責任を預かる大臣としては、まことに申しわけない。
八ツ場ダムにおいては、長年の経緯の下で苦渋の決断をされた水没地域住民の皆様の生活再建は極めて重い課題だと、こういうふうに受け止めておりまして、その今一連の検証、いよいよ終わりの段階を迎えておりますが、その検証の機関においても継続してこのことについては議論も進めておりまして、万全の対応をしなければならないと、このように思っております。
水没地域にあった医療機関というのは今どこかに仮設の診療所なり自分で診療を再開できる場所を探そうと努力をされておりますけれども、今水をかぶらなかった地域の土地というのは値上がりしていることは御存じだと思います。非常にそれを得にくい状況の中にあって、なおかつ自分の持っていたものは、担保は流されてしまって設定ができないというような中で資金の調達が非常に難しい。
○馬淵副大臣 まず、地元住民の方々、この水没地域の方々に対しましては、大変長きにわたって、こうした当該事業に関して多大な御迷惑をおかけしたこと、また御協力もいただいてきたことに心から感謝を申し上げるとともに、その心労に対しては心から皆様方のお気持ちをお察し申し上げ、申しわけない思いということで、政治がまさに翻弄してきたということのあらわれであるということも十分理解をしております。
○前原国務大臣 特に水没地域だとみなされていた地域はかなり時間もかかっておりますし、また、水没をするという前提で、道路整備とかあるいは個別のお宅の補修、管理なんというのはされてきていないと思います。相当御迷惑をかけている状況で、余り時間はかけていられない問題だと思っております。
その合意も一応得られたという段階で、都市の需要もあり、洪水の調節の効果もあり、水没地域の合意が得られたというような条件の中では、八ツ場ダムはやめる理由が見当たらないのではないかというふうに私は思っています。 以上です。どうもありがとうございました。(拍手)
しかし、その中で、きょう地元から参加されています豊田さん、地元の皆さん方が、水没地域の皆さん方が、五十数年にわたって翻弄され、苦しんでおられる現状もわかりました。私も川辺川ダムという、地元の一人でもございますが、何をおいても、先ほど来申されている、もう待っていられない、一日も早く地域再建をしてほしい、こういう要望がございました。
○中島(隆)委員 水没地域あるいはその地域全体の生活補償をどうするかが大きな課題だと思います。 私の地元の川辺川ダムも、今、中止に向けて地元と国の協議が行われています。その中で指摘されているのは、やはりダムをつくることを前提にまちづくりが行われている、それを中止した場合の後の生活再建がどうあるべきか、これが今問われているわけです。
八ツ場はその間、水没地域の皆さん方の理解を得るために、丁寧に丁寧に理解を得るための努力をしてこられたんですね。それを強引な形でやってこなかった結果として、こうなってまいりました。川辺も同じであります。 実際、八ツ場にしろ川辺にしろ、最終的な地元合意がとれてからは二十年弱ぐらいなんですね。そして、今ようやくその歯車が動き始めて、あと五年で完成をするというところまで来たんです。
例えば、水没地域になる方々でも、湖面一号橋は要らない、もし湖面一号橋をつくるお金があれば、ほかのことに、より生活再建、本当にしっかりするように回してくれという御意見もあるわけでございまして、別に、つくるかつくらないかはこれからの判断でございますけれども、いろいろな御意見の中で我々は判断をさせていただきたいというふうに思っております。
近々態度を決めなくてはいけない湖面一号橋やほかのインフラというものについてのお話合いがあるんですが、私に届いている水没地域の方であって表面的にはやはり皆さんまだダム推進そして中止反対とおっしゃっている方々の中でも、本当にダムに頼らないのであれば、生活再建というものはインフラではないと、やはり雇用につながるものであるとか、雇用につながってやはり日銭が入る、あるいは月給が安定的に入る、こういうものを確保
同様に、もう一つ、私の地元でございますが、滋賀県内の芹川というのがございまして、これは滋賀県が事業主体で進めている芹谷ダムのことなんでございますが、この芹谷ダムは、設置をめぐりまして、四十年間にわたってダム水没地域で反対運動がありました。ようやく平成十五年に、滋賀県や下流の要望にこたえ、下流地域の安全のためならということで、ダム水没地は基本協定書に調印をいたしました。
水没地域の方々も納得いく回答であったと評しております。 ただ、町議会は、十二名の方々で構成をされておりまして、当初は、住民投票に持ち込んでこの設楽ダムのいかにかを問おう、こういうことでありました。しかし、ここまでに至った経緯等々長い歴史を考えれば、今住民投票に頼ることなく、町議会で議決をしていくことの方が優先ではないだろうかということで、十二名がそれぞれの意見陳述をし、そして採決に至りました。
さてそこで、お伺いをしたいのでありますが、この水没地域は百二十戸に及ぶと言われておりますけれども、水没地域を初めとするこの設楽ダム対策協議会に多くの方々の尽力を賜ったわけでありますが、こうした方々に対する国土交通省としての御見解、思いをお聞かせいただきたいと思います。
そして、過疎地も、集団離村や、あるいは来年度から国の大きな事業として設楽ダム計画が始まります、また水没地域の住民の方々は村を離れなければならない、そういう現状の中でいかにしてこれから頑張っていくか。このことは、私ども地元から選出をされておる政治家の一人として大きな責任を感じさせていただいております。